毎日の食卓に彩りを添える食器たち。洋食器、和食器、ガラスの食器に木の食器…みなさんはどんな食器をお使いですか?
日本の伝統を食卓から気軽に取り入れられ、いつもと違う食卓を演出してくれるやきものの食器。今すぐにでも暮らしに取り入れやすいやきものを厳選して2種類ご紹介します。
■波佐見焼
長崎県東彼杵郡波佐見町で産する陶磁器で、400年以上の歴史を持っています。
コンセプトは『使いやすい日常の食器』。流行に左右されず懐かしさを残しながらも、現代の暮らしにもよく馴染むデザインを取り入れて作られています。
波佐見焼の食器たち
和の模様と鮮やかなカラーが美しいプレートと小皿
モダンなデザインがおしゃれなカップ
出典:ながさき旅ネット
ユニークで可愛い箸置きが多いのも特徴
どこか懐かしさを感じるレトロなカラーやデザインの中にもモダンな要素を取り入れ、現代の暮らしにもよく馴染むものが多い波佐見焼。レトロとモダンのコラボレーションがとってもおしゃれです。
価格は1,000円代でそろうリーズナブルなものが多いのが特徴。手頃な価格で良質な食器が多く、気軽に日本の伝統を楽しむことができます。
■丹波焼
兵庫県篠山市今田町立杭地区で産する陶器・炻器で、始まりは平安時代にも遡るといわれています。日本六古窯にも選ばれている歴史と伝統のあるやきもののひとつです。
飾り気のない素朴で渋みのある形と色合いのやきものが多いのが特徴。今すでにお家にある食器たちの邪魔をせず、テーブルコーディネートをしやすいのが嬉しいポイントです。
丹波焼のふるさとで出会った素敵な食器たち
大阪や神戸から約1時間で行けるアクセス抜群の丹波焼の産地「兵庫県篠山市今田町立杭地区」。そんな丹波焼のふるさとまでぶらりとお出かけに行ってきました!とても素敵な食器たちに出会うことができました♪
暮らしに寄り添うシンプルなデザインのプレート
あたたかみのある優しいデザインのマグカップ
丹波焼の食器は素朴で日本らしいデザインのものが多く「和食の器」というイメージでしたが、洋食にも違和感なく合うことにびっくり!どんなお料理を飾っても美味しそうに見えるだろうな…ひとつは持っておきたい!と思える、素敵な食器ばかりでした。
価格は1,000円台~2,000円台というリーズナブルなものが多いことにもびっくり。窯が開かれてから現在まで一貫して日用雑貨を主体に作られている丹波焼。生活に寄り添って作られているので、全体的にお手頃価格で手に入るのだそうです。
丹波焼陶器まつり
丹波焼のふるさと兵庫県篠山市今田町立杭地区では、毎年10月の第3土曜日・日曜日に『丹波焼陶器まつり』が開催されています。
出典:兵庫県篠山市ホームページ
丹波焼の窯元が食器を一斉販売するイベントで、この日に合わせて新作を用意する窯元も多いのだとか。値段も普段よりも更に安く設定されており、お値打ち価格で丹波焼の食器をゲットできるチャンス!
第41回目の今年は10月20日(土)と21日(日)に開催予定。秋のおでかけにぴったりなイベントです!ここでしか手に入らない、お気に入りの食器に出会えるかもしれませんね♪
*第41回『丹波焼陶器まつり』の情報はコチラ
■まとめ
日本の伝統を気軽に取り入れることができるやきものの食器。日々の食卓に新しく取り入れてみると、毎日の食事がもっと楽しくなるはず♪日本のやきもの食器をあまり使ったことないな…という方はぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね。きっとその魅力にハマってしまうはずです!